Fat-rat1

販売価格 19,800円

ratと言えばいまや定番のディストーションペダルですが、1986年までのものはrat1、それ以降はrat2と呼ばれています。
rat1とrat2ではオペアンプをはじめ回路が全く異なり、出音もrat2とは一線を画します。

rat1の特筆すべきはその汎用性にあり、まずボリュームが非常にナチュラルなため、ブースターとしても優秀に働きます。
ドライブを9時前後でクランチ、11時あたりからディストーション、それ以降はファズとして使えます。
特にクランチとフロントPUの相性は素晴らしく、ストローク時の乾いた響きと単音の太さを絶妙に併せ持ち、倍音豊かなフロントPU本来の音をフルレンジで鳴らしきります。

と、ここまでは単なる完成度の高いペダルとしての説明なのですが、rat1にはrat1にしか出せない独特の雑味とも言える味わいがあります。
この個性は他のペダルと合わせても、どうツマミをセッティングしても消えることはなく、一聴してrat1の音だなと思わせてくれる安心感があります。
ランドグラフをはじめとした様々なブディックペダルはrat1を基にしていますが、rat1が30年以上支持され続けてきた所以はこの唯一無二の個性にあるように思います。

本商品はrat1の回路をハンドワイヤードで精巧に組み上げ、オペアンプにはナショナル製のLM308を使用しております。
オリジナルと比べるとやや音が太くドライブ量も多めですが、フィルターの効きが良いためセッティング次第でほぼ同じ音を再現可能です。
ratをよく知る方には納得の、知らない方には驚きのサウンドに仕上がっています。

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