1966 Fender Mustang Daphne Blue

販売価格 198,000円

1966年製

フェンダーは65年頃にCBSの買収後ハカランダの取引をやめていますが、いきなりハカランダから通常のローズウッドになった訳では無く、ストックしていた材を消費しつつ通常のローズウッドに切り替えていきました。

ですが66年頃になるとハカランダの固体は明らかに見なくなります。

本機は66年製ですが、最高のビンテージハカランダが使用されています。

ビンテージと言ってもそれ程良いハカランダが使われていない場合も結構ありますが、間違い無く最高のビンテージハカランダです。

ネックはムスタングとしてはやや太めのシェイプだと思います。

変更点はリフレット（ミディアム）とリナット（牛骨・無漂白）のみとなります。

ハードウェアはもちろんPUを含むサーキット関係もオリジナルです。

ブリッジのがたつきを無くす為にプラスチック製のブリッジロックが追加されていますが、取り外し可能です。

トラスロッドはほぼフルに残っている状態です。

リフレットされていますので、弦高は6弦12Fで約1.7mm1弦12Fで約1.5mmとプレイアビリティも良好です。

重量は約3.4kg

明確な基準がある訳ではありませんが、ムスタングに関しては若干重めの方が良い音の固体が多いと思います。

これまでに64年を初めとして様々な年代のムスタングを触ってきましたが、間違い無く最高のサウンドのムスタングです。

ムスタングと言うと弾き難い、音が細い、サスティーンが出ないというイメージの方も多いと思いますが、鳴りはもちろんサスティーン、倍音、アタック感全てにおいてこれまでに触ってきたムスタングとは別格で最高の1本です。

所詮ムスタングというイメージが変わる1本だと思います。

アーム、ブリッジカバー、ハードケースも付属致します。