1966年製
66年はメロディーメーカーもSGシェイプへと変更される年ですが、本機は65タイプの最終期となります。
ブリッジはオクターブの合うヒップショットに交換されています。
その他、細かなビス等は交換されており、オリジナルのショートバイブローラーのアームは欠品しています。
現在ショートバイブローラーは使用せずにバーテイルピースとしてセットアップしています。
板バネやブランコはどうしてもサスティーンが落ちて、音の張りが失われますので、バーティルとしてセットアップした方がサウンドは良くなります。
ロッドの効きも良く、ネックコンディションは良好です。
ピックアップ、ポット、コンデンサー等も電気系統は全てオリジナルです。
メロディーメーカーも50年~60年代初期は結構な価格になっていますが、価格の落ち着いてくる60年代中期~後期ですと、はずれの固体も多くなるのも事実です。
メロディーメーカーは50年代も何本か触っていますが、この66年は間違いなく50年代クラスの化け物です。
アコースティックに「バァア~ン!!」と鳴る音質は間違いなく50年代のギブソンサウンドです。
夜中ですと生鳴りでも怒られるレベルです。
この価格で50年代の鳴りを体感出来るのであれば破格だと思います。
10万以内のエレキとしては最高の音だと思います。
非純正のハードケースが付属致します。